◆彩棋会作品展、須藤大輔

この合駒の出し方は面白いと思ったが、調べてみると結構あるパターンだった。
どうしようかと思ったが全部載せてしまおう。
本作と同様に角合が直接合(移動合も入るが)なのが
近代将棋1952年11月号北原義治(25手詰、独楽のうた1番)

ワンクッション別の角合を入れたのが
パラ2012年5月号北岡正一(33手詰)

角合を打歩詰誘致の馬の移動合にするのが
将棋評論1948年5月号柏川悦夫(17手詰、駒と人生6番)

なお本作は握り詰。
同じ移動合でも派手に演出しさらに桂合も移動合にしてしまうのが
将棋世界2010年8月号芹田修(13手詰)

角不成の移動合にするのが
「
9×9の宇宙」というブログで2013年7月11日に出題されている次作。

◆彩棋会作品展、山口航平

この連取りは不完全作だがパラ1952年2月号脇田博史(131手詰)にある。

連取りに続いて馬鋸が始まるが、83手目64馬、93手目63銀の余詰がある。