◆創棋会作品展、廣瀬崇幹
易しいが巧妙。しかも派手。

派手さはないが骨格はパラ1998年8月号谷岡里覧(21手詰)と同じ。

◆会長室、柳田明
雰囲気は苦心作。

この打捨て手順は、不完全作だが詰棋めいと19号(1995.11)山田修司(17手詰、余詰)にある。

15手目61飛で余詰。
さらに桂の打捨てを入れた作が森長宏明「詰物語」41番の奇岩城。
おもちゃ箱で見られる。
◆デパート、金子義隆
森田手筋&銀一回転

このタイプは割とあるようで、
詰将棋かも...掲載のリストにない作を見つけたので載せておく。
(森田手筋でなかったらごめんなさい)
近代将棋1964年1月号松井秀雄(11手詰)

パラ1996年8月号山田康平(15手詰)

「my cube」(2014.4.1)鈴川優希(13手詰)

◆デパート、深和敬斗
不利合駒のあと、不利交換を目的としたリピート趣向が始まる。

趣向部分は先行例があるようだ。
パラ1991年9月号山腰雅人(31手詰)

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(追記)2015.2.17
めいと19号山田修司作、修正図がありました。
「こまのひらめき」第一部No.15山田修司(2004年5月発行、19手詰)
紹介くださってありがとうございます。
私の作品ですが、掲載前に金子さんにお見せしたときに
平井康雄氏作(創棋会作品展、1993年7月)を指摘されました。
23と24龍44歩55角56銀26銀28歩29角/34歩15と36玉47歩27と38飛/桂4。とてもよくできています。
飛生の回数を徹底して稼いでいる分、平井さん作が上かな…と思いつつも、そのまま投稿してしまったものです。
コメントありがとうございます。
平井作は二つの筋にまたがる飛車の動きがいいですね。
貴作は香車の間接的な利きで飛車を動かす発想が見事です。
あいたた。
ここに載っちゃいけないとあれほど・・・(笑)
森田手筋は添え物で、主題は別にあるんですが。
コメントありがとうございます。
掲載のリストにない作をいきなり載せるのも唐突なので、紹介させていただきました。