明けましておめでとうございます。
3日連続で更新の予定です。
◆表紙、池田俊哉
収束緩む。

自分なら1筋にもう一枚香を置くかなと思ったが、実際に置いた作があった。
近代将棋1977年7月号阿部健治

24に利く駒を桂にする方法もあるようだ。
森敏宏作編・初段の「実戦」詰将棋150題(2007.1.20発行)146番(15手詰)

他にパラ1982年3月号今一代(35手詰)、パラ2010年12月号八嶋啓孝(13手詰)がある。
◆ヤング・デ・詰将棋、佐藤勝三
入門編。

将棋世界1998年2月号溝口博(17手詰)の7手目からと同じ。

◆短編コンクール、平松準一
これも入門編。

この手順を収束に用いる作は多いので一作だけ紹介。
近代将棋1962年10月号植田尚宏(15手詰)

◆短編コンクール、奥田典正
少々あっけない。

角の位置は異なるが手順はパラ2001年12月号野村量(9手詰)と同じ。

◆短編コンクール、岡田隆司

これは同じ作者によるパラ2012年8月号(15手詰)の姉妹作。

上図の雰囲気はパラ1988年2月号山腰雅人(11手詰)に似ている。
(初手25桂及び3手目22銀の余詰あり)

◆短編コンクール、岡島民雄

類作という程ではないのだが、便乗して最近とあるブログで紹介されツイッターでも話題になっていたパラ1980年6月号鈴木信幸(9手詰)をこのブログでも紹介しようと思ったのだが、調べてみると初手63飛で余詰んでいた。
余詰、ショックです......。修正された図が、はたして気に入るかどうかですが。
15銀→15とでどうでしょうか。
取り上げていただきありがとうございます(笑)
平井さんの詰将棋劇場でも取り上げていただきましたが、やっぱり収束のこと...
本人はあまり気にしてないんですが、やっぱり感覚がおかしいんでしょうかねぇ...
コメントありがとうございます。
なにしろ逆算全盛時代ですからねえ。
あっ、それで修正できるのなら幸運です。初形の美しさに惚れていたのですが、正直、25金は重いと感じていました。この際だから、と金を2枚並べてくれないかなあ......。