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看寿賞作の類似作

「詰将棋パラダイス2013年8月号その1」で椿井弘通の塚田賞作を載せたが、
作者の発表作を眺めているとこんな作が。

◆近代将棋1960年7月号椿井弘通作
2095tsubai0手

14銀、同香の後、35桂、12玉、34馬と進む。
これは見たことある手順。
そう、高橋和の看寿賞作。
岡田敏作との類似は知っていたがこれは知らなかった。

で、調べてみるとすでに指摘済。
http://like2ch.com/ag/game9/bgame/1099846887/

でもまあ、私と同様に知らない人もいるかと思い取り上げてみた。
(高橋作の序の4手は不変の価値があると思うが)

岡田作はこちら。
詰の花束140番(将棋世界1980年3月号修正図)
花束1400手


せっかくなので椿井作を2作紹介。
易しい作だが作者の特質が出ているように思う。
◆将棋世界1958年11月号、13手詰
1901tsubai0手

◆近代将棋1961年2月号、13手詰
2214tsubai0手
30:類作の境界

高橋和作は創作が例え4手でも価値のある作品だと思う。
3手目は自然の流れの手だから実質初手だけ。
1手足しただけで作品になるかなら僕はならないと思う。
しかし、この初手は生きた変化があり、後の手順とマッチしている。
この初手は1手足しただけでなく全体の手順として価値のある手になっている。
詰将棋とは所詮ほとんどの作品に部分類似がある。
組み合わせで作家の資質が問われると僕は思っている。
このブログは作家に取って深く考えさせられ、僕は読まずにいられないブログです。

2013.09.13 22:22 三輪勝昭 #- URL[EDIT] 返信
31:Re: 三輪さん

コメントありがとうございます。
高橋作は表紙作だったので当時解きました。
何年かぶりで感嘆した短編でした。
とくに初手の変化には舌を巻きました。

2013.09.14 07:14 EOG #- URL[EDIT] 返信

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