個人的な感想を言うと9月号は⑤妻木作と⑦田中作が良い。
優秀作は⑧だが。
◆詰将棋サロン、濱田誠巳作
初手は23銀しかなく15への打込みを消す16とが気になる。

あまりいじらない方がベターか。
将棋マガジン1994年10月号野村量作
玉が23でも同手順で詰むが、12の方が優れていそう。

以下2作は収束パターンのみ。
◆詰将棋サロン、大石覚作
生銀を成銀に変える。

後半はパラ1996年11月号野村量作と同様。

◆詰将棋サロン、妻木貴雄作
作図技術は殆ど神の領域。

嫉妬のあまり収束パターンを探してみたが
ここから上図の作まで逆算できますか?
パラ1951年10月号稲垣良穂作

◆詰将棋サロン、桑原辰雄作
打歩詰に見えない時点での不成。

確かに上図の作の方がスッキリしているが
3手目からは将棋世界1997年7月号同氏作の7手目からと同様。

◆詰将棋サロン、田中慶洋作
何と言っても7手目が素晴らしい。

似たような局面で持駒を打つ作はあるが龍の位置も異なり、あくまでも参考として。
将棋世界2004年7月号北川明作