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金田秀信の詰将棋543㉜

◆第535番 将棋評論1951.9改
これは私の修正案。原図は次図の23手詰。
金田535b0手

第461番と同じ収束なので21手目に33龍があるが、
461番と同様に「金田秀信全作品」には原図のまま収録されている。

461番は44銀を置くだけで済んだが、本作はそれでは詰まなくなってしまう。
仕方がないので33龍は最終手余詰ということにして2手切詰めた。

35歩を玉方37角にすれば作意どおりの進行になるが、大仰な配置に思え35歩を選択した。
桂打の地点が変わってしまい、これも駒場さんには叱られそうだが。


◆第536番 将棋春秋1957.2改
これは「金田秀信全作品」収録図で、原図は43歩→43香。
なんと本作は握り詰で、将棋評論1948.1の「創作一握り詰」入選作。
なので正しくは将棋評論1948.1改。

T-Baseには将棋評論の握り詰が登録されていないが、
「詰将棋ファン第3号」で小池さんが一挙に紹介している。

将棋春秋1957.2で野口益雄氏が「思い出の名作詰将棋」として本作を取り上げている。
「詰棋評論」に収録されているので、こっそり載せておく。
2023-10-20.jpg



◆第538番 近代将棋1959.1
これは将棋評論1951.6の修正図。
原図は次図で3手目15角以下余詰。
金田538b0手


◆第541番 詰将棋パラダイス1962.7
これは巻末の「私のベスト10」に記載があるとおり、将棋とチェス1949.12改。
原図は次図で2手目21玉で不詰。
金田541b0手


392:修正案について

 金田秀信作品集の修正案についてですが、「私の修正案」と書かれますと、読者によっては古図式の「補正図作成者」と同様に受けとられます。

 すでに「故人の作品を修正したのであるならば、原図を載せて修正案を別に参考図として載せるべき」と言うご意見をいただいています。

 余詰作の修正案はすべて金田さん本人にお渡ししてあり、結果的に採否の返答はいただけないまま亡くなられたわけですが、つみき書店は「金田さん本人の修正図」という認識です。

2023.10.28 22:45 風みどり #- URL[EDIT] 返信

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