◆第51番 短編詰将棋七十番2002.2
初出は読売新聞(西部)1995.12.7
◆第54番 実戦型詰将棋百題1965.12
本作は同一検索すると近代将棋1950.7村田康三と出てくる。
この時期の近代将棋詰将棋欄は金田氏と清水孝晏氏の共同担当。
7月号掲載作10作の作者はこちら。
10作中清水孝晏2作、山田三義(=清水孝晏)1作、金田秀信1作となっている。
T-Baseには村田康三名義の詰将棋は本作しかない。
おそらく金田氏のペンネームだろう。
◆第65番 詰将棋パラダイス1962.7
パラ1962.7とは本書の巻末に収録されている「私のベスト10」を指している。
第65番はその第1図だが、私のベスト10では将棋評論1952.7改となっている。
次に第383番を見ていただくと、こちらは将棋評論1952.7となっている。
が、正しくはこれも将棋評論1952.7改で掲載図は私の修正案。
第383番の原図は54飛→44飛で9手目42飛成の余詰がある。
54飛にすると変同が生じるが、それしか浮かばなかった。
実際、後発作で54飛配置の作もある。
将棋世界1987.7吉田秀(7手詰)

金田氏は変同が生じないよう第65番に作り変えたのだとは思うが、
この収束の嚆矢という意味で第383番を収録するのはありだと思う。
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