パラ1980.7上田吉一(極光21#61、極光#23)

正しくは銀先角銀で、その解説は
借り猫かもを見ていただくことにして、件の北川邦男さんの図はこれ↓

「渓流」(森田銀杏編1984.5発行)の第三部遺作編に収録されており、お蔵入りの経緯が書かれているが森田さんは実戦型構想作の名局と評している。
試しにこの図を同一作検索にかけてみると北川邦男「渓流」のほかに板谷四郎1967.3詰棋通信120号と出てきた。
具体的な発表先は不明だが上田作の10年以上前に実戦型構想作の名局がひっそりと発表されていたらしい。
実戦型としては極めて自然な初形だけに、正算ということはあり得ますね。角先角銀とか、そんな理屈抜きで。
形の良い図は、いろいろと検索してみないと怖いです。
はい、構想作という意識はおそらくなかったと思います。
詰棋通信掲載の板谷八段作は「中日スポーツ」1967.12..24に出題されております.
ありがとうございます。流石の佐原さん。