> 17歩は無くても良さそうに見えるがどうなんだろう。 野村氏作の17歩については、読者にも考えてほしいと思い、解説では「同金の変化に作用する」とだけ書きました。 この歩が無いと、8手目11同金の変化を32龍、13玉と進めた後、最も自然な攻めと思われる33龍以下が、作意よりも長い手数になってしまいます。 解いた人から「変化が長い」と言われるのはまだしも、「変化が割り切れていない」と言われるような変化処理は避けたいものです。ですが、そのためには33龍以下の攻めを「割り切れる」ように作るか、もしくは33龍以下では「詰まない」ように作る(46角のような割り切れる攻めだけを残す)必要があると思われます。 よって、本作の場合、玉方17歩を置いた投稿図は妥当であると判断しました。
コメントありがとうございます。 46角で変化は割り切れているものの 第一感の33龍を割り切るための敢えて置いたということですか。 私など変化など割り切れてさえいればいいと 短絡的に考えてしまいますが、奥が深い。
Author:EOG 似た感じがする詰将棋の話が主です
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> 17歩は無くても良さそうに見えるがどうなんだろう。
野村氏作の17歩については、読者にも考えてほしいと思い、解説では「同金の変化に作用する」とだけ書きました。
この歩が無いと、8手目11同金の変化を32龍、13玉と進めた後、最も自然な攻めと思われる33龍以下が、作意よりも長い手数になってしまいます。
解いた人から「変化が長い」と言われるのはまだしも、「変化が割り切れていない」と言われるような変化処理は避けたいものです。ですが、そのためには33龍以下の攻めを「割り切れる」ように作るか、もしくは33龍以下では「詰まない」ように作る(46角のような割り切れる攻めだけを残す)必要があると思われます。
よって、本作の場合、玉方17歩を置いた投稿図は妥当であると判断しました。
コメントありがとうございます。
46角で変化は割り切れているものの
第一感の33龍を割り切るための敢えて置いたということですか。
私など変化など割り切れてさえいればいいと
短絡的に考えてしまいますが、奥が深い。