◆ヤング・デ・詰将棋、門田和雄

3手目からは三代大橋宗桂「将棋衆妙」#26の3手目に合流

手順前後と2手長があるが、400年近く前の作だからねえ。
◆高等学校、野々村禎彦
飛打飛捨のリフレイン

でも、これはスマホ詰パラ#8115kisy(2016.9.18、17手詰)とかぶっている。

そのあたりの経緯は
バビル3世ブログにあるようだ。
◆高等学校、坂田慎吾
飛車の上下運動による金消去

飛車不成~不成~成の部分は幾つか作例があり、昨年のパラ11月号の酒井桂史「琇玉篇」にもあったが、
構図が近いのは新潟大学将棋部OBのページ「
宵鶴の間」にある
棋童氏の作品集#11
投稿日は2016.8.22。創作の経緯を投稿コメントに明記した上での入選です。投稿時点ではkisyさんが作ったことは知りません。
野々村さんとkisyさんの作品は、私のブログの中での三輪さんの課題に答えた作品なのでかぶって当然なんですが。
時系列でいいますと
課題が出されあたとすぐに nono_y(野々村)さんから課題作でいいのが出来たからこれは本誌に投稿するということでツイッターのDMで作品を見せていただきました。
上下に一段ずらすことによって見事に決まっていたのを感心しました。
kisyさんの作品が出てきたのは、そのずっとあとです。もちろんkisyさんは、nono_yさんの作品を知りません。
まあ同一課題を別の所に投稿されただけですので。
野々村作とkisy作は競作になりますね。
同じ素材から同じ時期に創ってお互いに相手の作品が発表される前に投稿しています。
同時に発表されたら良かったのですが、ずれた場合は後の発表作は類作と見られて損します。
それどころか発表価値すらないと言う人がいるかも知れません。
僕の意見としては、収束が違うし別の作品と思います。
それに競作と分れば面白いと思います。
採用する担当者としても、投稿がkisy作の発表より前なので採用されても問題ないと思います。