中学校、大橋健司作
昨年作者にお会いしたとき見せていただいたが、さっぱりわからず、
7手詰を4手逆算したとのヒントでようやく解けた。

元の7手詰はパラ1990年10月号大橋健司作

だがこの作は将棋マガジン1981年11月号岡崎敏彦作と同様手順だった。

高等学校、飯尾晃作
飛車の原形消去

実はパラ1997年9月号熊野鵄光作の飛車の捨て方を変えただけ。
(その旨を明記した上で投稿している。)

なお、本作は初手35飛成以下の余詰がある。
高等学校、秋元龍司作
手掛かりに見える桂をあっさり捨てる展開が気付きにくい。

5手目からは近代将棋1975年4月号酒井克彦作の3手目に合流する。

デパート、佐藤勝三作
龍の翻弄から桂の打換えがうまい。好作。

解答者の神谷氏によれば「将棋」1982年秋季号の作者自身の作に序4手を付加した改良作らしい。
(原図は32歩が持駒の金か?)
「将棋」は将棋連盟支部機関誌だった思うが、掲載の詰将棋はT-Baseには収録されていないし、
まとまった作品集もないはず。よくぞ見つけたと感心するほかない。
33角成以下の手順は近代将棋1969年4月号引口衛作に例があった。