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詰将棋パラダイス2015年9月号(その2)

◆大学、鈴川優希
 前半は前半で面白いが、短編を無理やり引き伸ばした感は否めない。
201509大80手

といって短編に仕立てると次作とかぶってしまう。
パラ2004年6月号梅本拓男(15手詰)
4088ume0手


◆アマ連杯握り詰、鈴川優希
 逆算なのだろうが、この収束に結びつけるのは上手い。
201509アマ30手

いくつか作例のある収束だが、一番古そうな作を挙げておく。
近代将棋1968年7月号昂杜尚(=藤倉満、「四万十」37番、「白雨」収録、19手詰)
4197taka0手


◆たま研作品展、馬詰恒司
 やはり最後はこうなるか。
201509たま20手

この収束を使った煙詰。
パラ2005年9月号糟谷祐介「イデア」(「さんらん」収録、111手詰)
5578kasuya0手
なお盤上22玉と34馬だけになる煙詰は柳田明「稲村ケ崎」が最初かな。


◆デパート、鈴川優希
 展開の仕方が違うような気がする。
201509デパ10手

パラ2005年7月号金子清志(27手詰)
5383kaneko0手

パラ2012年3月号真島隆志(35手詰)
201203アルプス50手
飛車を合駒で出現させる点が巧妙。


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(追記)

ツイッターでやりとりがあったので追記しておきます。

◆小学校、鈴川優希
 中合駒を動かして詰みの最短手数
201509小150手

大崎さんが90度回転作を指摘
パラ1988年4月号岡村孝雄(5手詰)
17760手

そして岡村さん自身が金合作もあると紹介
パラ1989年10月号岡村孝雄(5手詰)
32130手

岡村さんによるとヒントになったのはパラ1982年2月号護堂浩之(5手詰)
12910手
変長と最終手余詰を消すにはどうしたらよいかを考え、玉方の角・馬配置となったということである。

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