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詰将棋パラダイス2014年10月号(その3)

◆大学院、添川公司「枯野行」
 盤上の駒が12枚になってから玉を下段・右辺・上段と70手以上追い回す。
 これを煙詰に結びつける技量がとんでもない。
201410院80手

下段での追い方はポピュラーに見えるが持駒に金が2枚あるパターンは多分ない。
最後の部分が近代将棋1973年10月号大井美好(29手詰)にある程度。
0979ooi0手
初手29金の余詰がある。

上下をつなぐ右辺での追い方は前例がありそうでない。

上段での追い方は風ぐるま1954年4月号黒川一郎「流鏑馬」(将棋浪漫集16番=修正図、71手詰)にある。
2147kurokawa0手
なお、将棋浪漫集には76香ではなく75香と印刷されているが、挟み込みの正誤表で76香の誤りと訂正されている。
75香でも余詰はないが馬の利きが遮断され紛れが減る。発表原図も76香である。

詰棋めいと14号及び近代将棋1996年5月号には75香のまま掲載されているがこれは誤り。
空気ラボの同一作検索では76香の図が将棋浪漫集16番として登録されている。
また将棋雑記の黒川一郎研究でも正図が掲載されている。


◆D級順位戦①、加賀孝志
201410D級10手

デパートの作と同じ収束。これが意外とない。
デパート、加藤義信
201410デパ20手
先月取り上げた将棋世界の月間優秀作は「はぁ?」という作だったが、これは好作。
デビューは将棋マガジン1984年12月号なので結構なベテラン。


◆九州G作品展、八尋久晴
201410九州20手
角を先に手放す手順は一寸面白いが、なくはなかった。

パラ1997年9月号森英生(17手詰)
1793mori0手
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2014.11.14 19:02 # [EDIT] 返信

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