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金田秀信の詰将棋543①

「金田秀信の詰将棋543」は初期の100局を担当したが、
なんだかんだあって、解説を書いたのは70局弱だった。

◆王将1948.5(17手詰)
00130手

玉の左右と真下、3方向に捨駒を放つ。
しかし5手目32角、12玉、22飛でも同じように詰む。

柿木将棋は手順前後の判定だが、これは余詰でいいだろう。
その後の作品集にも収められていないので作者もその認識だったに違いない。

修正するには22飛、同銀、32角、12玉が詰み、
32角、12玉、22飛は詰まないようにしないといけない。

散々悩んだ末、次図にたどり着いた。
0013修0手

5手目角打は同銀が逆王手となる。ついでに馬捨てをタダ捨てにし手数も切詰めた。
でも金田作品で双玉ってあったっけ?

不採用だった。

備忘録③

◆詰め将棋(よかとき)2020.11.26、sabaunagi(13手詰)
20201126saba0手

3手目から余詰はあるが結構良さげに見える。
中学生時代の黒歴史とのコメントがある。


◆17手詰
20230325edo改0手

上図はTwitterで見たtokin edogawa氏の作に少し手を入れたもの。
この図でどこかに投稿してみてはと勧めてみたのだが、そういうことは潔しとしないお方だった。
教え魔おじさんにならないよう気を付けてはいるのだが。

備忘録②

◆「Limit7」第12番、伴野裕(パラ2008.8、21手詰)
31540手

これは橋本孝治の2004年年賀詰と反転同一だった。


◆「三桂の詩」未収録作
「三桂の詩」(1980.9刊)は三桂小僧こと岩井則幸の作品集。
没後出版で全発表作(発表時不完全作も含む)と未発表作が収録されている。
ペンネームも複数用いているが、T-Baseで確認すると松波太郎名義での発表作3作のうち1作が抜けていた。

将棋世界1967.7松波太郎(11手詰)
29660手