3月号の発表作ではないのだが、3月号を見て気付いたので。
◆将棋世界2020年1月号詰将棋サロン、五十嵐剛

今回の年間優秀作選考会で浦野賞に選ばれた作だが、
将棋世界2010.11芹田修と同じような手順。

芹田作はこの年の年間最優秀作に選ばれている。
ただ、五十嵐作は24の地点に攻方の利きがないのが工夫で、
類似に気付いた芹田さんはこの部分を参考にして改良図をツイートしているが、
鍵アカなので紹介するのは控えておく。
ついでに年間優秀作選考について書いておく。
佳作の選考で妻木貴雄さんと武島宏明さんが外されている。
年間最優秀作を複数回受賞しているので今さらということらしく、候補にすら上がっていない。
つまり佳作は作品本位で選んでいないことになり、
佳作に選ばれた川西直哉さん、清水透さんにもかなり失礼なことをしている。
詰将棋の欠片で指摘されているが、川西さんは過去に佳作1回・谷川賞1回受賞。
清水さんは佳作2回・谷川賞1回(加えて詰パラ半期賞3回)受賞している。
妻木さん、武島さんと川西さん、清水さんの差は一体どこにあるのだろうか?
◆将棋世界2021年2月号詰将棋サロン、谷本幸一
図面は省略するが、詰将棋メーカー2020.3.11掲載作(削除済)との二重投稿だった。
谷本さんは詰将棋メーカーに200作以上発表しているのでうっかりしたのだろうが、在庫管理には気を付けたい。
(私も二重投稿の経験があるので偉そうなことは言えない)
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