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2016年8月9月のツイートまとめ

ツイッターに掲載した詰将棋の取りまとめです。

◆もらった名刺の詰将棋
 詰パラHP「今月の懸賞詰将棋」2015.11馬屋原剛
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9手詰ではない。


◆海老原辰夫「星河」No.90の途中図
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23歩合(香も可)、同香が作意。23桂合は42銀成、12玉、24桂以下なので、24への中合が考えられるが、作意同様で駒余り。だから無駄合ということらしい。
確かに24桂+23歩ならば24に合駒した桂が余るので24桂は無駄合。
だが、24歩+23桂の場合、同じく桂余りだが、24に合駒した歩は費消されている。この場合24歩は有効と思うが。

(初形図も載せておきます)
詰将棋パラダイス2010年8月号海老原辰夫
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◆海老原辰夫「星河」No.58(近将1966.2)
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今日のお気に入り詰将棋
この作者の作品は実際に解いてみないと良さがわからないかも。特質は限定打と合駒稼ぎかな。


◆野口益雄「千里図式」No.50(労務スタッフ1976.3.5発表)
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今日のお気に入り詰将棋


◆野口益雄「千里図式」No.72(近代将棋1977.3)
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今日のお気に入り詰将棋


◆四桂連打四桂成捨
 パラ9月号全国大会レポートで山路大輔の看寿賞作に関連して柳田作が紹介されている。
 その柳田作に関連して、詰棋めいと第2号(1985.2)小林敏樹
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柳田作と導入部が同じなので存在価値はない?と作者自身はコメントしている。
(柳田作も載せておこう)
近代将棋1977年1月号柳田明
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◆岩崎守男「しろかわ」No.64の途中図
長手数用の柿木先生は24飛、44香合だが、短手数用の柿木先生は24飛、44歩移動合と答える。有効合なら変長作。
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(これも初形図を載せておきます)
近代将棋1995年5月号岩崎守男(修正図)
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◆将棋世界1949年1月号金田秀信
 余詰作で作意発表がなかったらしいが、肝心の余詰手順がわからない。
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 その修正図と思われるのが旧パラ1952年2月号金田秀信(金田秀信全作品収録)
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直さなくてよかったのでは。


◆勝浦修「勝浦詰将棋選集」No.81
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今日のお気に入り詰将棋
この作者は打った角を引いて使うのが好きなようだ。


◆近代将棋1962年5月号金田秀信(金田秀信全作品収録)
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今日のお気に入り詰将棋
大山康晴と勝浦修に同一作がある。なお作意8手目は同玉ではない。


◆近代将棋1972年10月号金田秀信(金田秀信全作品収録)
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今日のお気に入り詰将棋


◆将棋世界2010年5月号原譲二
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スマホアプリ「岩永光一の詰将棋」No.30との類似。
なお岩永作は自身の既発表作(スマホ詰パラNo.6393)の2手カット版


◆旧パラ1951年12月号金田秀信(金田秀信全作品収録)
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今日のお気に入り詰将棋


◆近代将棋1983年10月号金田秀信(短編詰将棋百番収録)
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今日のお気に入り詰将棋


◆清水孝晏「新選詰将棋200題」七手詰問題No.22
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スマホ詰パラNo.8154下谷曲希との類似。清水作以降も何作かある。
(後日、バビル3世ブログに取り上げられた。清水作は将棋世界1962.5付録が初出かと思うが、結構古い作であることを考慮してもマイナス1000点だそうである。)


◆近代将棋1984年9月号金田秀信(短編詰将棋百番収録)
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今日のお気に入り詰将棋
全然短編ではないけれど。


◆看寿、則内、深和以外の桂のRundlauf
 パラ1976年12月号高橋和男(余詰)
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マガジン1983年5月号日々野雄嗣(余詰)
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パラ1994年4月号山田康平(余詰)
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(YANAGI氏からのリクエスト)


(則内、深和両作も載せておこう。なお看寿は図巧46番)
パラ2009年8月号則内誠一郎(半期賞)
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パラ2011年12月号深和敬斗
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将棋世界2016年10月号

◆詰将棋サロン、井上賢一
201610将世10手
 
馬の位置が違うが、将棋世界1991年2月号角寿雄(7手詰)
2040sumi0手


◆詰将棋サロン、井上貴司
201610将世20手

馬と龍の違いはあるが、パラ2016年3月号坂東仁市(9手詰)
201603坂東130手

収束7手は次の作がオリジナルか。
パラ1966年5月号小西逸生(15手詰、「青玉」収録)
0393koni0手


◆詰将棋サロン、藤井憲郎
201610将世60手

これは植田さんが一枚上手
近代将棋1997年10月号植田尚宏(19手詰)
3845ue0手


◆詰将棋サロン、武島宏明
 入選12回だが4回目の月間優秀作(うち1作は年間最優秀作)
 なお、新人賞作と年間佳作は月間優秀作になっていない。
201610将世80手

収束5手だけだが、将棋マガジン1981年4月号塩見倫生(7手詰)
0589shio0手

詰将棋パラダイス2016年9月号(その2)

◆大学院、及川拓馬
 七種合
201609院50手

おそらく、この作を発展させたのだろう。
パラ2002年3月号及川拓馬(29手詰)
1467oi0手


◆全国大会記念詰将棋、船江恒平
201609アマ10手

これは次図の改良版
日本将棋連盟モバイル2016年3月20日、船江恒平(9手詰)
20160320船江0手


◆たま研作品展、山村晃広・山村浩太郎/合作「ライトセーバー」
 剣が段々短くなっていくのが狙いという山村(父)の解説を聞き「おお!」と感嘆した。
201609たま10手

類作ではないが、次の作も「銀歩送り」「四香詰」「十」の3点セット
近代将棋1991年6月号きゅりあん夫(43手詰)
1918kyu0手

本作は詰朗会作品展掲載。作者は誰だろう?


◆創棋会作品展、妻木貴雄
 銀の打換えと銀のスイッチバック
201609創20手

収束だけ取り上げても仕方ないけど、意外となかったので。
山田康平、コーヘー天国の乱「イロハ81!」ヘの字(21手詰)
イロハ160手


◆「しろかわ」出版記念、岩崎守男
201609持20手

たぶん、これと同根
近代将棋2007年4月号岩崎守男(23手詰)
1935iwa0手

なお44飛を龍にすると15手詰の姉妹作とある。2手目の変化が作意となるわけ。
(収束部分は着手非限定ながら平井康雄の塚田賞作がある)

詰将棋パラダイス2016年9月号(その1)

◆小学校、太刀岡甫
 最終手はミエミエだが、36との連続移動はいい。
201609小110手

でも、パラ1973年9月号原敏彦(5手詰、古今短編名作選収録)
2934hara0手


◆小学校、野々村禎彦
 詰上りはすぐ判る。あとはどこに飛車を使うか。
201609小150手

桂打、桂打、桂ハネ
パラ1995年10月号中島清志(9手詰、半期賞)
3902nakaji0手


◆高等学校、武島広秋
 久し振りに心が沸き立った作
201609高150手

この収束は、なさそうな感じがしたが
将棋世界1997年6月号北浜健介(13手詰)
3943kita0手


◆短期大学、伊藤和雄
 短編の切れ味
201609短110手

打換え以降は、近代将棋1960年11月号八代胖(13手詰)
2172yashiro0手
2手目24玉が作意だが34銀とされると2手長のようだ。
「八四六胖」「八四六ゆたか」も同一人物だろう。


◆短期大学、中出慶一
201609短150手

パラ2004年4月号中出慶一(27手詰)
3882nakai0手

本作は短期大学掲載


◆大学、鈴川優希
201609大90手

後半はよく似ている。
桑原君仲「将棋玉図」No.32(35手詰、天保七年≒1836年発行、原書寛政四年≒1972年発行)
2322gyoku0手
11手目24金とする着手非限定がある。