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同一作検索の漏れ(その4)

2016/09/10(土) 22:05:06 T-Base THEME:将棋 (ジャンル : ゲーム EDIT
さる御方に、近代将棋1953年新年号第二付録「詰將棋短篇傑作集」を見せていただいたので、その調査報告

◆第1番 三池賀泰(みいけよしひろ)
短編傑作010手

同一作検索では大山康晴


◆第13番 小川悦勇(おがわえつお)
短編傑作130手

同一作検索では徳島新聞(1954.2.3)作者不明


◆第18番 落合健次(おちあいけんじ)
短編傑作180手

同一作検索では徳島新聞(1953.12.9)作者不明


◆第20番 大井美好(おおいみよし)
4091ooi0手

同一作検索をするとパラ1974.10中学とパラ1984.12短競に入選


◆第23番 岩谷良雄(いわやよしお)
短編傑作230手

同一作検索では徳島新聞(1953.10.21)作者不明


◆第27番 米津正晴(よねづまさはる)
短編傑作270手

同一作検索では徳島新聞(1953.3.29)作者不明


◆第31番 金田秀信(かねだひでのぶ)
短編傑作310手

同一作検索では徳島新聞(1953.7.30)作者不明


◆第33番 里見義周(さとみよしかね)
短編傑作330手

同一作検索では有吉道夫「有吉詰将棋200題」


◆第36番 内田昭吉(うえだしょうきち)
短編傑作360手

同一作検索では徳島新聞(1953.12.21)作者不明


◆第39番 前藤浩(まえとうひろし)
0219mae0手

同一作検索では大山康晴
村山隆治さんの「続・詰将棋の能率的勉強法」では前藤浩と紹介されてはいるが初出はない。

◆第40番 村木德(むらきのぼる)
短編傑作400手

同一作検索では渡部正裕


◆第49番 原子壽丸(はらことしまる)/余詰
0038hara0手

同一作検索では近代将棋とか徳島新聞とかあおもり県南とか(作者は青森県在住)

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読者投票1位は第7番北原義治だが、これについては過去記事の渡辺東一を参照。

なお、作者自身が書いたと思われるプロフィールも併せて掲載されているが、伊勢重治は「いせじゅうじ」とルビが振られている。(「三百人一局集」も「四百人一局集」も「いせしげはる」)

将棋世界2016年9月号

◆懸賞詰将棋、若島正
 この形で打歩詰誘致の捨合は結構ポピュラーだが、移動捨合は本作しかなかった。
201609若島0手

ポピュラーな中で一番古そうな作
将棋ジャーナル1979年11月号美馬和夫(17手詰)
0105mima0手


◆詰将棋サロン、島良三
 詰上りは予想できるが3手目が案外指しにくい。
201609将世10手

詰将棋道場に同一手順作ありと桂花さんがツイートしていたので探しました。
勝浦修「詰将棋道場」No.74(9手詰。2006.10発行)
道場0740手

さらに、こんなのも見つけた。
勝浦修「勝浦詰将棋選集」No.100(19手詰。2006.12発行)
勝浦選集1000手

15歩を16歩にしただけで桂の入手がテーマとなる。

詰将棋パラダイス2016年8月号

◆小学校、門田和雄・柴田八十一/合作
 有名作の簡易版
201608小70手

図巧第8番とパラ1999年12月号三谷郁夫(短コン優勝、「夢銀河」収録)は、作者も選者も百も承知だろう。
有名作なので図面は省略。


◆高等学校、海老原辰夫
 角は37に打つ一手と思った。
201608高70手

そう思ったのはこの作が念頭にあったから。
近代将棋1972年10月号山崎知之(9手詰、塚田賞)
0706yama0手
5手目13飛の余詰がある。(13桂ならOK?)

山崎作は桂跳ねの意味を飛車筋遮断にしたのが工夫。
駒取り目的ならば、これ以前に次の作がある。
近代将棋1959年7月号奥田利一(13手詰)
1871oku0手


◆新人コンクール、驫飛龍
 スマホ詰パラで見かける作者だが「轟」だと思っていた。
 老眼にはツライ漢字。
201608新10手

取らせ短打以降は類型的か。
パラ1962年10月号北川明(11手詰)
1299kita0手


◆新人コンクール、三戸蓮
 流し素麺のような手順。
201608新40手

74龍が離れているので54飛にして34角以下とも思うが、34角はあくまで見せ手にしておきたいのだろう。
パラ2015年10月号筑木力(17手詰)
201510ヤ10手


◆デパート、相馬慎一
 前半が長いが打歩詰回避の打換え
201608デ40手

3年近く前に没作として作者がツイートした作がこれ。(21手詰。56歩は後に追加)
20131125相馬0手

パラ2013年8月号の金子清志作と同構想とコメントしている。
金子作については過去記事参照。
打歩の地点が二段目か四段目かの違いがある。

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(追記)2016.10.1

◆高等学校、岡田隆司
「高10はヒドイな。三度目のお勤め。」と早々にツイートしておきながらブログに載せるのを忘れていました。201608高100手

過去記事を参照

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(さらに追記)2016.10.30

◆彩棋会作品展、山田修司「不利逃避ミニ」
201608彩22手

名無し名人さんからのコメントにあるとおり、近代将棋(1992.8)大野雄一(15手詰)とほぼ同手順でした。大野作は「借り猫かも」で見ているはずですが、すっかり忘れていました。