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2015年のツイートまとめ(その4)

◆好手・妙手伊藤果の[詰め将棋]No.8
伊藤果詰将棋080手

同一作検索すると作者名がフルーティ。


◆糸谷竜王の詰将棋の前例
 近代将棋1956年2月号土居市太郎
11810doi手
 
凝った手順にすると近代将棋1983年5月号若島正(恋唄No.86)
39520waka手

(肝心の糸谷プロの作は関西将棋会館のサイトでは既に見れないが次図)
20151008糸谷0手


◆「将棋魔法陣」番外No.6
魔法陣番外060手

27手目13歩が作意だが、柿木先生は34馬と指し見事な手順で詰める。


◆光文社文庫「二上詰将棋」No.69
二上詰将棋690手

今日のお気に入り詰将棋
短コンでは通用しないだろうが、たぶん60年ぐらい前の作。


◆将棋世界1954年12月号臥牛棋人(「二上詰将棋」No.87)
10820huta手

今日のお気に入り詰将棋
当時22歳で七段だが一般投稿作として発表している。


◆パラ1955年4月号武田昇(半期賞)
0691take0手

流石にこれは指摘したくなる。


◆将棋日本1938年6月号、柳田棊童


02670yana手

不詰作だが持駒歩の脱落かも知れない。


◆将棋世界1981年3月号、保川清
00530yasu手

今日のお気に入り詰将棋
この収束は3作あったが本作がオリジナルの模様。
(残り2作は次のとおり。橋本樹があるとの指摘があったが香打から入るということで)


◆パラ1956年11月号小学校、桑原辰雄(半期賞)
27160kuwa手

桑原さんの半期賞作ってどんな作かと思い調べた。
妙義図式や古今短編名作選には次図(将棋世界1960年12月号詰将棋サロン)が収録されている。
21560kuwa手



◆将棋ジャ-ナル1989年6月号、藤倉満
14060fuji手

T-Base今日の発見
不詰図のようでT-Baseは24金以下フェアリー的に追い32手で中断している。
攻方31とあたりを置いた手順が作意かと思うが、誤図なのか作者の見落としなのか、どちらだろうか。


◆田中寅彦の詰将棋
30380tana手

伊藤果「詰のオルゴール」所載の「ぼくの好きな短編」は28作中、プロ棋士は塚田、二上、内藤、高柳、勝浦、谷川、浦野、森信、中田章、神吉、田中寅。バランス良いが最後が?
しかし成程だった。
(将棋世界1994年12月号詰将棋サロン解説で紹介されているようだ。「田中寅彦の実戦・詰将棋」収録作の改良図だが本作自体の初出は不明)


◆若島正の詰将棋ワールド中級15
若島正の詰将棋ワールド中級150手

今日のお気に入り詰将棋
この移動合は3作あったが前後の組み立てが流石。


◆将棋世界1948年6月号、島津重雄
01720sima手

今日のお気に入り詰将棋
どこがどうとは言えないが何となく雰囲気が似ている。
パラ1983年9月号角建逸(金波銀波集No.129)
30710sumi手



◆パラ2006年7月号岩田俊二
06690iwa手

飛一回転見つけた。


◆将棋世界1976年8月号平井康雄(修正図)
hirai0手

銀一回転見つけた。希望限定だけど。


◆将棋世界1987年1月号、佐尾律人
13390sao手

吉村達也さんに連作曲詰「ミナミサオリ」があるけど、私は佐尾律人のP.N.で何作か発表したことがある。
(たまたま南沙織に関してのツイートがあったので)


◆近代将棋1985年10月号、橋本孝治
46440hasi手

スマホ詰パラNo.6741 コメント欄にある橋本孝治作はこんな図。


◆パラ1976年11月号、安達康二(修正図、「夢の車輪」第1部No.81)
夢の車輪810手

20手目の局面、後手の持駒は金香歩4。36飛と打つと35香で詰まない。
そこで14飛、24香、同飛、同歩、36香とすると香が品切れで金合となる。回収手筋の応用。
(とツイートしたらイキロンさんから回収手筋ではなく飛香不利交換と指摘された)


◆パラ1969年8月号、安達康二(「夢の車輪」第1部No.54)
39670ada手

今日のお気に入り詰将棋


◆パラ2008年12月号、平松準一
35470hira手

スマホ詰パラNo.6759 なかなか見ない詰上りなので検索してみたら1作だけあった。

2015年のツイートまとめ(その3)

◆パラ2006年12月号、田島秀男
12710taji手

(詰将棋ないないbotに「馬ノコ」×「龍ノコ」×「金ノコ」とあったので。龍鋸ではないのかなあ)


◆整理するとこんな感じかな
20150813ドル改0手



(余計なお世話と作者は思ったかもしれない)


◆近代将棋1964年9月号、北原義治
31370kita手

(浦壁手筋と言うらしい)


◆二上達也「詰め物そぞろある記」No.72
二上そぞろ720手

今日のお気に入り詰将棋
分かり易いといえば分かり易いけど。


◆二上達也「詰め物そぞろある記」No.94
二上そぞろ940手

今日のお気に入り詰将棋
作意と変化が対称的。初手22角成の余詰があるが44歩→45と位で大丈夫。


◆勝浦修「詰将棋道場」No.150
道場1500手

今日のお気に入り詰将棋
同一作検索では「詰将棋道場7手~11手詰」と出るが「詰将棋道場」とは別の本なので誤り。
「詰将棋道場7手~11手詰」はエントリーされていないがNo.150は次図
道場711_1500手


◆二上詰将棋金剛篇No.69
金剛篇690手

No.73の手順誤りとNo.88の不詰修正は図式獲鱗篇で告知されているがNo.69も変。
掲載手順は10手目飛合で駒余りにならないように詰めているが何かの勘違いだろう。
金合であれば発表図の攻方52歩を51香に修正した意味も分かる。


◆二上詰将棋金剛篇No.40
07300futa手

今日のお気に入り詰将棋


◆パラ1999年5月号、北村憲一
36480kita手

T-Baseだと馬が3筋を縦引きする手順になっているが本当かな。
(hiroさんが、作意は11角成、31玉、43桂、41玉、51桂成、同玉、33馬以下17手と書かれていると教えてくれた)


◆ヤフオクに出品されていた「西村英二と将棋」の復元
 写真に詰将棋4作が写っている。右ページの2作は判別可能。判別しずらい左ページの作を復元してみた。
西村英二と将棋B0手

左ページ右側、92金、71玉、82金以下19手詰。44の駒は銀にしか見えないが54へ抜けられるので本図は不詰。余詰はあるが44金の誤記か?


西村英二と将棋C0手

左ページ左側、22金、同玉、27香以下21手詰。三桂連合の作。解説者による修正図らしい。写真では16歩だが明らかに17歩の誤記。
(正しい図は17歩→玉方16歩。原図は33手詰の余詰作で収束が締まらない作だったが、解説の森田正司氏による修正図とランスさんが教えてくれた)


◆パラ1978年11月号、上間優
34220ue手

こういう中合は**手筋とか**中合とか、何か名称があるのだろうか。


◆パラ1986年9月号、柳田明
05450yana手

66角、77歩で不詰。T-Baseでは66角、77桂、同角、89玉、88飛、79玉、66角、※77桂以下25手詰となっているが※77歩だと33手かかる。当時の担当は自分かもしれないが全く記憶にない。
(hiroさんによると、25手詰の作意手順が書かれた上で、2手目77歩以下おそらく不詰、8手目77歩以下変化長手数の記述。そして、柳田さんとの電話によると思われる会話文があるらしいが、全く記憶にない)


◆パラ1973年6月号、M・A
27040ao手

合評室掲載でイニシアルということは入選しなかったのだろう。
玉の動きに着目すると面白さはあると思う。
同一作検索をすると翌年青山龍彦名義で将棋世界に発表されていた。
(念のため言うと青山龍彦=野口益雄。でも何故M・Aなのだろう)


◆パラ1986年11月号、るむめにげ
06650mune手

今日のお気に入り詰将棋
読者サロン掲載作だが誰のペンネーム?

(その後の調査で原図はこれらしいと判明)
将棋ジャ-ナル1984年11月号、堀田雅裕
06060hota手


◆近代将棋1978年5月号、堀内和雄(「ねむりねこ」No.20)
22150hori手

堀内さんは詰棋めいと第7号のマイベスト展で上図を自選しているが、本作に関しては内藤九段が一枚上手。
将棋世界1996年3月号内藤国雄
34130nai手


◆スマホ詰パラNo.6290、nono_yの改良案
nono0手

(最終的に26歩→35銀となったが、限定打、限定合とは我ながら上手い)


大関将棋道場の詰将棋

復元してみた。
199804米長10手

199804米長20手



◆1手詰の最終手余詰
20120328_3伊藤0手

以前ツイッターで見た伊藤果/作。作者は最終手余詰だからOKという理解だが、さすがに無理がある。

2015年のツイートまとめ(その2)

◆パラ1982年1月号、有吉弘敏(看寿賞奨励賞 表紙コンクール1位)
11110ari手

持駒大駒4枚で浮かぶ作。
(本作が浮かぶ人はかなり多いだろう。他には52玉の裸ぐらいか)


◆パラ2011年12月号、山田康平
201112同人20手

大駒3枚のスイッチバック


◆詰棋めいと第20号(1996年5月)、駒三十九(「からくり箱」No.90)
28750koma手


その時サインの代わりに図面用紙に書いていただいた作。発表されたのは7年後。


◆将棋連盟モバイル2015年5月6日、神谷広志
 正しい図は35桂→15桂
kamiya0手

何かの不都合でスマホから図面が見えず作意から復元したところ、ガラケーの不透明人間さんが正図を教えてくれた。


◆将棋世界1943年5月号、恩田野遊
09120on手

今日のお気に入り詰将棋
70年以上前の作。余詰だらけで変長もあるが手順感覚は素晴らしい。
24銀、同飛、34銀、同飛、33桂成、同飛引、34角、同飛、25香、24飛、15桂、34玉、35金まで13手


◆将棋世界1944年3月号、恩田野遊
09980on手

今日のお気に入り詰将棋
やはり余詰作なので柿木先生は変化を答えるが、45角、34桂、同桂、27桂成、同香、同と、22桂成、同玉、14桂、同飛、23銀、21玉、13桂以下25手詰


◆「二上の詰め将棋」(1974年11月発行)実力篇No.3
二上詰将棋実_030手

今日のお気に入り詰将棋
不利逃避とは言わないか。
(イキロンさんによると、成るための不成だそうです)


◆将棋マガジン1981年8月号、伊藤果
06610ito手

対局日誌に例の勝浦修/作と共に紹介されているようだが、どんな記事だったのだろうか、とツイートしたらhiroさんが図書館に足を運んで調べてくれた。


(余計なお世話と勝浦九段は思ったに違いない)


◆伊藤果「王様殺人事件」No.22
王様殺人220手

今日のお気に入り詰将棋
(「果し状」に収録された)


◆「二上詰将棋代表作」実戦型詰将棋No.56
二上代表作2-560手

最後がベタ打ちでなければ珠玉編入りだったかも。


◆詰棋界1952年2月号、駒形駒之介
02880koma手

握り詰
45角、34飛以下13手詰。氏にしては派手目の手順だが2手目銀合の方が長い。
妙手説なのか?でも銀合の手順も当時としては斬新な詰上りと思う。


◆将棋世界1993年5月号、柏川香悦
25470kasi手

今日のお気に入り詰将棋
序の2手を入れるのが流石。たぶん作品集未収録。


◆オリジナルは初代宗桂
 初代大橋宗桂、象戯造物(慶長版)No.6
01030sou手



◆伊藤果「新しい詰将棋3・4・5段」11手詰No.4(1985年3月発行)
伊藤345段11040手

今日のお気に入り詰将棋
一寸だけいい感じ。現在なら42角は馬だろうが。


◆三枝文夫「詰将棋天国」No.49(1981年2月発行)
天国490手

今日のお気に入り詰将棋
簡素図式。どうということないかもしれないが。


◆削除されたスマホ詰パラNo.232
01430ito手

枻将棋讃歌1982年3月号巻頭詰将棋、伊藤果と同一。


◆パラ2000年4月号、田口正明(「夢銀河」収録)
46000tagu手

(詰将棋をやっていないと言い張っていたので)






◆詰棋界1955年1月号森田正司(余詰あり)
11400mori手

スーパーファミコンソフト「スーパー詰将棋1000」のパッケージの詰将棋


◆飯島プロの七色図式
20150714飯島0手

復元するとこんな感じか。
『いけるい』の将棋日記


◆将棋世界1981年10月号付録「新作詰将棋39局」から
 中村雅哉
新作350手

 藤井憲郎
新作370手

今日のお気に入り詰将棋
解説の野口益雄さんは、中村作は佳作、藤井作は傑作かとコメントしている。
なお付録なのでデータベースにはありません。

2015年のツイートまとめ(その1)

ツイッターに掲載した詰将棋の取りまとめです。
◆パラ2005年9月号、市島啓樹
55850ichi手

T-Baseでは作者は市川誠(同一作検索も同じ)


◆王将1954年3月号、浜田貢
00420hama手

今日のお気に入り詰将棋
森信雄プロに同一作があった。


◆パラ1975年9月号、長谷川哲久
50980hase手

今日のお気に入り詰将棋
この作家も四百人一局集から消えてしまった。


◆パラ1996年6月号、捨てられ人
04660sute手

C級順位戦の作らしいが結果を知りたいとツイートしたところ、
奥鳥羽生さんから次の返信があった。


◆パラ1996年6月号、市島啓樹
046710ichi手

その1位の作。最後の方は変同?


◆将棋世界1996年5月号、柳田明(「夢銀河」収録)
34840yana手

これは有名作?
(とツイートしたが、年間佳作だった)


◆変化が三谷作


これって変化がこの作なんですよね。
将棋世界1989年9月号、三谷郁夫(年間佳作)
1849mita0手



◆将棋マガジン1978年9月号、三谷郁夫(「夢銀河」収録)
01580mita手
ふむふむ、ベースはこの作なのか。


◆「パスファインダーの詰将棋」No.14
pathfinder140手

今日のお気に入り詰将棋
たぶんスマホ詰パラの既発表ではなく新作。古作物のアレンジだろうが、ちょっぴり感心してしまった。


◆パラ1978年6月号、林俊二(=岩田俊二)
29550iwa手

今日のお気に入り詰将棋
短コンの作だが結果は如何に?
(とツイートしたところhiroさんが誤0無4A44B13 21作中8位タイと教えてくれた)
川崎の全国大会、参加していると知っていればご挨拶できたのに残念。


◆NHK大逆転将棋2002、浦野真彦プロの握り詰
20020103浦野0手

創作時間1分! 残念ながら17手目から余詰。


◆パラ1977年5月号、池田俊哉
17810ike手

今日のお気に入り詰将棋
今ならもう少し配置を整理するだろうが7手にまとめたのは偉い。


◆将棋天国第13号(1980年4月)、殺人機械
05580satu手

今日のお気に入り詰将棋
成不成が非限定だけど。


◆将棋世界2006年11月号、都田渉
26240tuda手

今日のお気に入り詰将棋
4作しか発表していないが、もっと発表してほしいな。


◆将棋世界2008年8月号、 都田渉
02520tuda手

今日のお気に入り詰将棋
ということでもう一作。


◆勝浦修「こまのひらめき」第一部No.12
ひらめき1120katu手

今日のお気に入り詰将棋
絶連特集にうってつけか。


◆パラ1988年8月号、桃野茶夫
20900momo手


(ちなみにおもちゃ箱を覗いてみたが旧作のままだった)


◆パラ2012年9月号、石川和彦(「詰将棋の道2」No.70)
201209幼50手

今日のお気に入り詰将棋
これを幼稚園で出題するのは反則でしょう。かなり悩んだ記憶がある。


◆パラ1998年9月号、清水英幸(「夢銀河」No.38)
29600simi手

銀一回転の作を見つけた。


◆金子清志「夢銀河」No.27
夢銀河270手

パラ1987年8月号の再修正図だが66とは必要?
(とツイートしたところ、2手目44龍の変化を割り切るためとtaka-oさんが教えてくれた)


◆三角淳「夢銀河」No.88
48430misu手

パラ1999年6月号の修正図だが16歩は必要?なお本作は順位戦での結果も知りたいな~
(とツイートしたところ、16歩がないと初手16角以下、順位は2位とhiroさんが教えてくれた)


◆パラ1986年1月号、山内大輔(修正図)
05140yama手

今日のお気に入り詰将棋
デパート担当時に選題した作だが、余詰を見落としたことは今も悔んでいる。発表図は持駒の桂歩が15桂、23歩配置。

2016年5月のツイートまとめ

ツイッターに掲載した詰将棋の取りまとめです。
◆以前2chで見掛けた作
20130101 2ch0手

今日のお気に入り詰将棋。作者は誰?


◆将棋世界1984年12月号、宿利誠
0825yado0手

風みどりの玉手箱参照


◆近代将棋1978年4月号、森田正司
morita0手




森田作の後半がこの手順。また55飛→45飛、11香なしの図は芳賀徹「芳賀詰将棋」(1992年3月発行)にある。


◆中3時代1982年11月号、谷川浩司(「金波銀波集」収録)
金波銀波集770手

名人戦第3局プレゼント企画の谷川浩司九段色紙の詰将棋


◆パラ1973年3月号、北川明
25030手

今日のお気に入り詰将棋


◆パラ2014年6月号、谷川浩司
201406会長20手

「りゅうおうのおしごと」第2巻を読んでいたグーテン氏の呟き。


◆将棋世界1999年8月号付録「浦野真彦詰将棋集」No.15(「蒲公英」収録)
浦野詰将棋集150手

今日のお気に入り詰将棋
以前ネットで見てインパクトのあった作。ようやく作者が判明した。


◆将棋ジャ-ナル1987年12月号若島正(「華麗な詰将棋」収録)
1118waka0手



ついでに過去記事参照


◆将棋ジャーナル1987年11月号、岡田敏(余詰)
10530手

T-Base今日の発見
T-Baseの手順は5手目65銀以下の早詰順だが、そこは目を瞑って73銀だろう。


◆将棋ジャーナル1987年11月号、岡田敏(余詰)
10540手

T-Base今日の発見
T-Baseの手順は7手目33角成、同龍、54と迄。一方45金とする余詰もある。しかし字にするには1手詰に目を瞑り33角成、44歩、同馬か。


◆将棋ジャ-ナル1983年4月号伊藤正
04050手

今日のお気に入り詰将棋

「果し状」下調べ(15/15)

◆新しい詰将棋3・4・5段/23手詰No.2(大阪スポーツ1978年1月15日)
 「果し状」収録作(珠玉篇63)
 収束乱れる。
 後発作に詰棋めいと10号(1990年3月)橋本哲があった。
04920手


◆「果し状」珠玉篇No.79(初出不明)
 後半はパラ1974年1月号ざい太に合流
05020手


◆詰将棋ミステリーツアー(1990年9月発行)初級No.4(週刊読売1989年9月17日)
 「果し状」収録作(簡素図式02)
 「新しい詰将棋3・4・5段」11手詰No.6(東スポ1983年4月10日)の改良図と思われる。
05120手

スマホ詰パラNo.4962原田椅子(2014年12月25日)は後発作
05130手


◆将棋が強くなる詰将棋トライアル200No.181
05210手

近代将棋1971年9月号井上賢一がある。持駒の角は合駒で入手できるわけ。
05220手

「果し状」下調べ(14/15)

◆将棋が強くなる詰将棋トライアル200No.195(週刊将棋2013年7月17日)
 「果し状」収録作(実戦図式17)
 ネット発表の中島清志「ゴルゴ40の、ただの日記じゃねえか、こんなもん」2009年6月4日があるが、
 歩成捨てよりも角成捨ての方がいい。
04520手


◆詰のオルゴールNo.35(報知新聞1990年7月12日)
 「果し状」収録作(実戦図式19)
 パラ2003年7月号近藤善太郎がほぼ同一だが後発作。
04620手


◆好手・妙手伊藤果の[詰め将棋]No.81
04810手

将棋春秋1957年5月号平井孝雄と同一手順
04820手

「果し状」下調べ(13/15)

◆新しい詰将棋3・4・5段(1985年3月発行)15手詰No.2
 「果し状」収録作(簡素図式16)
 後発作だとこんな作がある。
 近代将棋1999年2月号阿部冷二(近代将棋1989年8月号の修正図)
04020手


◆将棋が強くなる詰将棋トライアル200No.176(週刊将棋2011年11月16日の改良図)
 「果し状」収録作(簡素図式23)
 香合からは将棋世界1995年2月号植田尚宏があるが問題ないだろう。
04220手


◆残影No.99(近代将棋1976年3月号)
04310手

翌月の近将で指摘されているようだが、将棋世界1964年8月号卯月正吉とほぼ同じ。
なお、本作は残影には未発表作と記載されているが発行とほぼ同時期に入選している。
04320手


◆週刊将棋2008年5月28日
04410手

類似ではないが将棋世界1984年1月号谷川浩司の方がうまい感じはする。
04420手

「果し状」下調べ(12/15)

◆将棋世界2005年11月号付録「箱庭の囁き」No.5
 「果し状」収録作(簡素図式04)
 当ブログ過去記事参照


◆新しい詰将棋3・4・5段/13手詰No.12(東京スポーツ1982年12月11日)
03710手

パラ1977年5月号菅谷正義の方が上手い。
03720手



◆将棋世界1992年2月号付録「伊藤果傑作短編集」No.22(報知新聞1991年11月29日)
03810手

5手目からは近代将棋1952年11月号真木一明と同じ。微妙だが合駒入れただけ偉いか。
03820手


◆週刊将棋2004年8月11日
 「果し状」収録作(簡素図式09)
 簡素図ではないが将棋世界1974年2月号仲間柊平がある。
03920手

「果し状」下調べ(11/15)

◆将棋世界2006年11月号付録「独リヲ楽シム」No.26
 改良図が「果し状」に収録(簡素図式26)
 ツイッターで見た伊藤作(初出不明)の横型パターン
03420手

なお7手目22銀打のところ22銀不成の余詰がある。


◆将棋世界2006年11月号付録「独リヲ楽シム」No.32
03510手

後半は近代将棋1954年11月号北川明がある。
03520手


◆王様殺人事件No.39(報知新聞1981年3月1日)
03610手

後半はパラ1976年4月号村尾草樹がある。
03620手

(追記)2016.06.07
上記作は大道棋研究室掲載ですが、コメント欄にあるとおり村尾氏の創作ではなく収集局で、「村尾草樹氏より」が正しい表記のようです。

将棋世界2016年6月号

◆詰将棋サロン、坂田慎吾
 最初に桂を打ってはいけない。
201606将世20手

次作の方が一枚上手か。
将棋世界1957年7月号岡田敏(15手詰、「薫紅」No.52)
1703okada0手

こんな作もあった。
日本将棋連盟モバイル2015年8月29日飯島栄治(13手詰)
20150829飯島0手

本作は32角打から始めることが可能。余詰もなく変化も割り切れている。
つまり岡田作の42銀は不要で24桂も歩にすることができたわけだ。


◆詰将棋サロン、武島宏明
 リピート趣向+あぶり出し
201606将世50手

あぶり出しではなくリピートのみの作。
近代将棋1983年11月号小泉潔(23手詰)
4103koizumi0手

将棋マガジン1989年3月号編集部(9手詰)
20150手

パラ2005年7月号きしはじめ(17手詰)
5419kishi0手

いずれも銀をどかす作で飛車ではないが。


◆詰将棋サロン、松田保治
 左側が関係ない手順
201606将世60手

4手目からは、谷川浩司「光速の詰将棋」No.70(11手詰、2008年2月発行)
光速700手

詰将棋パラダイス2016年5月号(その2)

◆短期大学、酒井博久
 7手目が気付きにくい。
201605短210手

もしかしたら創作のヒントになっているかもしれない。
将棋世界2013年9月号中田章道(7手詰)
201309中田60手


◆大学、青木裕一
 歩を消費する展開が苦しい。
201605大140手

意味合いとしては次図の横型ということか?(間違っていたらごめんなさい)
パラ2011年9月号上田吉一(39手詰、「撫子」No.12)
201109デパ40手


◆大学、石川英樹
 上部脱出阻止の36角が利かなそうだが実は利く。
201605大150手

12香がなければ話は簡単。
風ぐるま1953年4月号相馬夢龍(21手詰)
0279souma0手


◆デパート、菅野哲郎「夕鶴」
 リピート趣向が出てくる点は作者らしい。
201605デ50手

このリピート手順の先駆けは次作か。
近代将棋1964年6月号駒場和男(53手詰、ゆめまぼろし百番No.89「捜査網」)
3070komaba0手

他にあってもおかしくないが。

煙詰と組み合わせたのは
詰棋めいと第27号(2000年2月)新ヶ江幸弘「金鵄」(101手詰、めいと賞金賞、「夢銀河」No.143)
3871shingae0手

収束部分は次のニミ煙がある。
スマホ詰パラ2016年3月8日No.7171munetoki(=宗時宏、33手詰)
スマホ詰パラ71710手

43角が全駒煙へのアプローチのようだ。

詰将棋パラダイス2016年5月号(その1)

◆ヤング・デ・詰将棋、川西直哉
 高校でも首位を狙える。
201605ヤ20手

角を逆方向に動かす作があった。
パラ1983年5月号小泉潔(15手詰)
2625koizumi0手

現在ではありえないが表紙作


◆ヤング・デ・詰将棋、井上賢一
 有名手筋過ぎる感じ。
201605ヤ30手

とは言え、よく似ているのは1作だけだった。
パラ1979年12月号柴田昭彦(15手詰)
4323shibata0手


◆小学校、山崎詔三
 筋道立てた捨駒
201605小210手

ただ、次図があっては苦しい。
パラ2006年9月号中村雅哉(11手詰、半期賞)
0915nakamura0手


◆中学校、鈴木信幸
 初手は迷う。
201605中210手

一段下げた形だが、パラ1984年4月号藤倉満(9手詰)
3754fujikura0手

同一作検索をすると作者は「蔵倉満」と出るが、おそらく藤倉さんだろう。