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将棋世界2014年3月号

◆詰将棋サロン、酒井博久
これは一見して前例ありの手順。
201403将世40手

将棋世界1971年10月号大村光良(15手詰)
3591oomura0手

詰パラ1990年2月号小西逸生(15手詰)
3492konishi0手

少しひねると将棋ジャ-ナル1984年10月号有吉弘敏(17手詰)
0595ariyoshi0手


◆詰将棋サロン、本田勇
初手を決めれば後は自動的。
201403将世50手

この収束のオリジナルは
近代将棋1950年11月号坐間幹夫(13手詰)あたり。
0177zama0手
初手33金の余詰あり


◆詰将棋サロン、谷向奇龍
既に将棋雑記(リンクしました)で利波さんが指摘したとおりパラ1991年3月号仁野洋介と同一。
結構辛辣な筆致だが全くもって同感。
201403将世70手


◆詰将棋サロン、武島宏明
初手と7手目が浮かばない。
201403将世80手

この収束のオリジナルは
将棋ジャ-ナル1991年7月号土屋交弘(11手詰)か。
1650tsuchiya0手

源流は将棋世界1962年12月号山本勝士(11手詰)あたり。
2426yamamoto0手

詰将棋パラダイス2014年2月号(その2)

◆高等学校、山腰雅人
配置を重くしてまで実現したい手順なのかな。
201402高100手

これは旧作の厚化粧かと。
パラ1989年12月号志駒屋十政(=山腰雅人、9手詰)
3381shikomaya0手


◆大学、江口伸治
見かけより取付き易かったが後半に苦戦。
201402大40手

この作を知っていれば苦戦しなかったかも。
パラ2009年4月号野村量(17手詰)
3905nomura0手
これはヤン詰解付きコーナーの作。


◆大学一般聴講、中出慶一
201402大聴40手

類作でも何でもないのだが、ヒットしたのが渡辺三郎だったので紹介。
近代将棋1976年3月号(51手詰)
1606watanabe0手
初手65飛だが53桂、73桂、62歩、62~69香のいずれでも詰む。
また43手目82角のところ62同角成でも詰む。
ところで、渡辺三郎は誰のペンネーム?

詰将棋パラダイス2014年2月号(その1)

よくわかる960手
◆ヤング・デ・詰将棋、佐藤勝三
思いがけず好作に出会った。
201402ヤン10手

案の定、類作が。完成度は上図に軍配か。
将棋世界1996年8月号大和敏雄(11手詰)
3567yamato0手


◆ヤング・デ・詰将棋、古関三雄
自然に詰んでしまうような。
201402ヤン30手

塚田正夫、塚田詰将棋代表作(1974年)70番(9手詰)
20131028塚田0手


◆小学校、木下豊
最初の局面と6手目の局面の対比が見事。
201402小70手

ニュアンスは全く異なるが攻方の打捨て順だけ取り出せば
将棋マガジン1987年03月号松本頴明(7手詰)がある。
(ほとんど言い掛かり)
1614matsumoto0手


◆小学校、田中孝海
◆中学校、田中孝海
図面省略。作者は全く別の作という認識かもしれない。


◆高等学校、水谷創
桂合と歩合の微妙な差異がよくぞ成立した。
201402高80手

収束はパラ1969年5月号上田吉一(15手詰、極光13番)にある。
3711ueda0手
5手目66馬は迂回手順?余詰?

松本朋雅にもあった。
将棋万象(1905年)66番(17手詰)
2896matsumoto0手
作意は金打~馬迄だが逆でも詰む。 続きを読む