最近、スマホ詰パラに発表された作。

柏川作にある中合だがうまくまとめている。
しかし、即座に野月七段作と同一との指摘が。
http://pbs.twimg.com/media/BfOHx_MCEAAv5_4.jpg
第22回全国高等学校文化連盟将棋新人大会は今年の1月30日~2月1日の開催なので偶然とは考えにくいか。
検索してみると同一手順作はすでにあった。
将棋マガジン1992年12月号森田修平(9手詰)

さらに逆算している作が次の2作。
パラ2002年09月号小峰秀夫(17手詰)
(作者名表記はT-Baseに従ったが小峯の誤りか?)

近代将棋2002年10月号北川明(13手詰)

近代将棋は前月発売だろうから同じ月の発表ということになる。
当時話題になったのだろうか?
柏川作はこちら。解説は「詰将棋の欠片」で。(リンクさせてもらいました)
近代将棋1963年3月号柏川悦夫(13手詰、塚田賞、詰将棋半世紀・駒と人生100番)

ただ、中合でなく捨合の作としてはこの作以前に次作がある。
パラ1958年5月号森田正司(21手詰、高校最優秀作(半期賞)、春霞38番)

ちなみにこれは詰棋界1956年1月号森田正司(17手詰)の修正図のようだ。

初手32飛、3手目45角及び32角の余詰あり。