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たま研メモ

2018年8月11日のたま研は元近代将棋編集長、森敏宏氏のお話でした。
以下は個人的に印象に残ったエピソードのメモです。

・森氏はアマ名人だった関氏に誘われて入社し、詰将棋の選題をするようになった。それ以前は関氏が選題していたが詰将棋の造詣は深くなかった。

・近代将棋の編集部は社長永井氏の自宅の一角。OT・松田氏は新潟から訪ねてきたことがある。

・塚田賞新人賞作、当初25歩は持駒だったが、北原義治氏に見せたら即座に盤面に置くべきと言われた。

・北原氏に誘われて北海道の柏川&山田コンビに会いに行ったことがある。

・塚田九段(名誉十段)は巻頭詰将棋に余詰があると原稿料を返還しに編集部に来た。その後は飲み会と麻雀。(毎月編集部に遊びに行き最新号を多分無料でゲットしていた深井氏はたまたまその時に遭遇し麻雀まで観戦したらしい)

・塚田賞の選考では塚田九段は「これがいいね」としか言わなかったので、誌上での選考コメントは森氏によるもの。

・後に「ポケット詰将棋」としてまとめられた「カッコいい詰将棋」等の付録で作者名のない作は森さんの作。

・付録だけでなく本誌に掲載された無記名作や編集部作も森さんの作。(堀内和雄氏の作もあるのかと思ったが、ないらしい。但し、角氏によると付録の「ふろ詰」は堀内さんの作らしい)

・福永望は基本的に堀内和雄氏のペンネームだが、田辺賞奨励賞を受賞した金問題は森さんの作。

・植田氏は1枚の葉書に2作書いて投稿して来た。しかも月に10枚以上。桑原氏はファックスで投稿してきた。

・凄い作家が現れたと思ったのは、中学生だった若島氏の初入選作が投稿されたとき。

・職団戦の決勝で運悪くラジオ会館チームと当たってしまった。近将チームの大将は永井氏。ラジオ会館は七條氏。忖度するしかなくラジオ会館が圧勝。なお、ラジオ会館チームで一番強かったのは駒場氏。

・永井氏は13年間NHK杯に聞き手をしたのでNHKの職員と思っていた人もいた。その永井氏には余詰は幾ら出してもいいが不詰だけは出さないようにと言われていた。それでも結構出したが。(ここで柿木将棋が不詰を見落としたことが話題になったが作者名は暗黙の了解で伏せられた)

・詰将棋欄の解説を伊藤プロに交代したのは編集長の仕事が忙しくなったから。

今井光の話もありましたが、これは近藤さんがどこかで書くでしょう。

訃報

詰パラ同人作家の物故者


山中龍雄さんは平成26年、蟹江義長さんは平成24年にお亡くなりになったそうだ。
山中さんは何年か前に健在という記事を見たので驚いた。
蟹江さんは大正生まれなので数年前まで健在だったことに驚いた。

山中作は過去記事に2作載っています。

蟹江さんは地味な同人作家だったが、今でもときどき見かける作は次図(パラ1967.1)
kanie0手

もうお一方、田島暁雄さん。


難解な構想派作家だが真っ先に浮かぶ作はリンク先のページにも載っている古今短編名作選に収録された15手詰(近将1970.9)
この月の全題正解者が激減した記憶がある。

合掌