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同一検索の漏れ(その12)

2023/09/13(水) 18:01:51 T-Base THEME:将棋 (ジャンル : ゲーム EDIT
最近スマホ詰パラに類似作があったので、調べていたことを思い出した。

佐藤庄平「実戦型詰将棋」(1973刊)から。

◆#36
佐藤庄平360手

同一検索では近代将棋1988.3近将編集部。


◆#37
佐藤庄平370手

同一検索では将棋世界1982.1作者不明。


◆#40
佐藤庄平400手

同一検索では将棋マガジン1978.2米長邦雄ほか。


◆#62
佐藤庄平620手

同一検索ではDonDon1982.4武者野勝巳ほか。


◆#74
佐藤庄平740手

同一検索ではスポーツニッポン1981.12.29大山康晴。


◆#75
佐藤庄平750手

同一検索ではパラ1995.12門前清一。

現代詰将棋中編名作選Ⅱ第58番

2021/01/01(金) 00:10:01 T-Base THEME:将棋 (ジャンル : ゲーム EDIT
謹賀新年
2021-1-1.jpg
巣ごもり
考え所がない上に非限定が2か所。

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◆パラ1988.1、岡本眞一郎(改良図、「競馬式」#63)
46900手

本作は現代詰将棋中編名作選Ⅱで私が選題し解説をした。
原稿を書き上げ角さんに提出したところ、しばらくして送られてきた校正稿では3筋の金の位置が違っていた。

本作は改良図だが、パラ2004.12の全詰連の頁で紹介されているらしくT-Baseには収録されている。
その手順を元に解説を書き、図面もそのまま貼り付けたのだが、3筋の金は38金になっている。

中編名作選Ⅱの解説では「競馬式」の帯に印刷されている本作の詰上り図とキャッチフレーズについて触れたが、
実は初形図も印刷されており、ここも3筋の金は38金になっている。(これが誤りの元凶?)

角さんは何でこんなところを間違えるのだろうと思いつつ、改めて本文を見たところ出題編、解説編共に3筋の金は37金だった!!
さすがは元将棋世界編集長。
(38金の方が当たり駒でなくなり、見た目はいいような気がしないでもないけれど)

「象戯九十九谷集」(1951.12刊)を調べてみた

2019/11/05(火) 20:04:23 T-Base THEME:将棋 (ジャンル : ゲーム EDIT
とはいうものの私が持っているのは「詰将棋-初歩から初段まで」(1962刊)なので「詰将棋博物館」も参照した。
186題収録されているが、#120と#184がダブっているので後発本では185題になっている。

北村研一以外に使用している名義は次のとおり。
北村兼一(本名)、甘野痩歩、牛追菩薩、梅川章子、梅川幸子、金丸國男、川副茂樹、棋閑坊、中久木妙策朗、山岡棋閑坊、山ノ井篤、渡辺隆司

◆#21
#210手

余詰作で解答手順は9手目43角以下の25手だが、T-Baseでは9手目32銀(32角もある)以下の25手。こちらの方が捌けた感じはする。
なお、T-Baseは54飛が攻方になっている。

◆#44
#440手

詰将棋博物館では将棋世界1947.10だが、T-Baseは将棋評論1947.10となっている。
解答手順は22龍、同玉、31角、同玉、21金、同龍、42銀不成、22玉、※21馬、同玉、31飛以下の17手駒余り。T-Baseは※21馬、13玉以下の15手。
これは六段目の駒がなくても成立する手順だし、そもそも詰将棋になっていない。

5手目42銀不成でも詰むようだがそれはさて置き、作意は多分※で33銀不成、13玉、14歩、同玉、32馬、13玉、24銀、同龍、14歩、同龍、同馬、同玉、24飛、13玉、23飛、同玉、24歩、14玉、25金、13玉、23歩成、同玉、24金、22玉、23金、11玉、22金までの35手。収束乱れるが当時としては許容範囲だろう。

◆#103
#1030手

同一検索では作者不明及び板谷四郎(共に反転図)

◆#107
#1070手

同一検索では板谷四郎

◆#112
#1120手

同一検索では板谷四郎

◆#116
#1160手

同一検索では作者不明

◆#131
#1310手

詰将棋博物館によると発表作は#99まで。#100~#127は作者検討済の未発表作。#128以降は「未検討カード」やメモその他から集めたものとのこと。

本作、詰め方はいろいろあるが解答手順は14龍、13桂以下お馴染みの9手。
これだと4筋以降の駒は不要なので、例えば持駒銀銀桂で5手目32銀、同金、同桂成、同玉、43歩成のような手順を想定していたのかも。

◆#148
#1480手

同一検索では五十嵐豊一。
12飛以下の11手だが、初手34桂で余詰

◆#157
#1570手

同一検索では塚田正夫及び升田幸三。
塚田正夫は週刊朝日1950.4.30号のようなので九十九谷集よりも早い。
パラ1950.9でも紹介されているので、もしかしたら塚田作をメモした紙が紛れ込んでしまったのかも知れない。


◆#186
#1860手

最後の作、初形「北」
解答手順は53銀成、同金、同角成、同玉、43角成、同玉、42桂成、53玉、※54銀、同桂、44金、63玉、54金まで13手駒余り。

他にも詰め方はあるが、おそらく持駒の銀が不要なのだと思う。
銀がなければ※44金、53玉、23飛成までの11手。手順前後は残るが余詰はない。

同一検索の漏れ(その11)

2019/01/01(火) 00:05:27 T-Base THEME:将棋 (ジャンル : ゲーム EDIT
謹賀新年
2018-12-31.jpg

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今回は、堀内和雄「詰将棋100選」(1994.1)から

◆#13
2643nitobe0手

同一検索ではパラ1998.6新渡戸壱成


◆#37
0746oka0手

同一検索ではパラ1996.9岡誠也


◆#38
2025fumei0手

同一検索では近代将棋1991.12作者不明
堀内さんは近代将棋社でアルバイトをしていたとか。


◆#39
堀内100選390手

同一検索では三宅英治「詰将棋問題集」(2001.10)


◆#78
堀内100選780手

同一検索では三宅英治「詰将棋問題集」(2001.10)

同一検索の漏れ(その10)

2018/11/28(水) 19:57:42 T-Base THEME:将棋 (ジャンル : ゲーム EDIT
今回は、中原誠監修「らくらく詰ませる5・7・9手」(1986.3)から
◆#74、武市三郎
らくらく740手

同一検索では中日スポーツ1986.11.29中田章道


◆#88、吉田健
1433nakaoka0手

同一検索ではパラ1992.10中岡清孝


◆#91、吉田健
4096para0手

同一検索では近代将棋1998.9パラ編集部


◆#135、吉田健
4125para0手

同一検索では近代将棋1998.10パラ編集部


◆#140、吉田健
4075para0手

同一検索では近代将棋1998.8パラ編集部
なお、3手目32飛の余詰あり。


◆#141、吉田健
らくらく1410手

同一検索ではスマホ詰パラNo.426
今のところ削除されていない。