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将棋世界2021年4月号

1作だけ。
◆詰将棋サロン、山本崇弘
202104将世30手

きっちりまとまった作。
だが、余詰はあるが初手14桂から始まる作があった。

将棋世界1994.8土屋交弘(15手詰)
29310tsuchi手

同人作家詰棋迷人だけに4筋をガラ空きにしておく作り方は成程だ。
初手から23金や32金以下の余詰がある。

将棋世界2021年4月号付録 第2回詰将棋創作キッズチャレンジ

同一手順ありは3作だった。

◆A部門No.13
堀内和雄「これだけできれば詰将棋初段/1993.7刊」第11章# 8
詰将棋初段11080手

No.13は15歩23銀41銀43歩→玉方23歩と随分スッキリした図となっている。

堀内作は難解さを増すためか23銀を置いたため変化処理で15歩を置かざるを得ず、15歩を置いたため余詰消しで41銀を置かざるを得なくなるという悪循環に陥っている。43歩は初手から22飛、31玉、23飛成の手順を防ぐ意味かと思うが、22飛には11玉で逃れているようだ。


◆B部門No.3
伊藤果「詰のオルゴール/1996.7刊」# 4(王様殺人事件# 43)
王様殺人430手

No.3は15龍→54龍で反転図。


◆B部門No.4
須藤大輔「サクサク解ける詰将棋練習帳 林の巻/2018.11刊」# 200
練習帳林2000手

No.4は36銀→37桂。うーむ…

将棋世界2021年3月号(その2)

◆詰将棋サロン、飯尾晃
202103将世20手

5手目からはパラ1966.5藤井孝一(9手詰)の3手目に合流する。
0453fujii0手

限定打の初手が最終手にリンクするのでサマにはなっているかと思い、
前例を明記したうえで投稿した。
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将棋世界2021年3月号

3月号の発表作ではないのだが、3月号を見て気付いたので。

◆将棋世界2020年1月号詰将棋サロン、五十嵐剛
202001将世40手

今回の年間優秀作選考会で浦野賞に選ばれた作だが、
将棋世界2010.11芹田修と同じような手順。
12430手

芹田作はこの年の年間最優秀作に選ばれている。
ただ、五十嵐作は24の地点に攻方の利きがないのが工夫で、
類似に気付いた芹田さんはこの部分を参考にして改良図をツイートしているが、
鍵アカなので紹介するのは控えておく。

ついでに年間優秀作選考について書いておく。
佳作の選考で妻木貴雄さんと武島宏明さんが外されている。
年間最優秀作を複数回受賞しているので今さらということらしく、候補にすら上がっていない。
つまり佳作は作品本位で選んでいないことになり、
佳作に選ばれた川西直哉さん、清水透さんにもかなり失礼なことをしている。
詰将棋の欠片で指摘されているが、川西さんは過去に佳作1回・谷川賞1回受賞。
清水さんは佳作2回・谷川賞1回(加えて詰パラ半期賞3回)受賞している。
妻木さん、武島さんと川西さん、清水さんの差は一体どこにあるのだろうか?


◆将棋世界2021年2月号詰将棋サロン、谷本幸一

図面は省略するが、詰将棋メーカー2020.3.11掲載作(削除済)との二重投稿だった。
谷本さんは詰将棋メーカーに200作以上発表しているのでうっかりしたのだろうが、在庫管理には気を付けたい。
(私も二重投稿の経験があるので偉そうなことは言えない)

将棋世界2021年1月号

たまたま島作の類似を見つけてしまったので、ついでに他の作も調べてみたら…

◆詰将棋サロン、野村量
202101将世10手

二上達也「二上詰将棋代表作」初級詰将棋# 9(詰棋通信1969.12、7手詰)
二上代表作1-090手

安達康二「夢の車輪」第2部# 146(ちよだ1997.5.19、7手詰)
夢の車輪2_1460手

読売新聞(西部)1998.1.14中島清志(7手詰)
19980114中島0手

野村さんは何作もの未完成詰将棋の図面を部屋に貼り、事あるごと眺めているらしい。
まるで久留島喜内だが、「野村量の詰将棋560」の巻末インタビューによると、出来上がっても最低1か月は手元に置くそうだ。
多作家といえども納得のいくまで推敲する姿勢は見習いたい。

本作は2手目に51玉の変化を用意するとともに最小限の配置で作意を成立させている。
安達作とかぶってしまったのは残念だが。


◆詰将棋サロン、松田圭市
202101将世20手

9手詰マスターの9手詰。
初手がちょっとした変化伏線だが、本作は次の作の発展形だろう。
パラ2014.7松田圭市(9手詰)
201407幼200手


◆詰将棋サロン、島勇三
202101将世30手

11歩、13香が逆形。
試しに11香、13歩で柿木先生に解いてもらうと作意を答え余詰もなさそう。
ついでに同一検索をしてみたらヒットした。

将棋世界2018.5付録「中田章道実戦型詰将棋作品集」# 11(中日スポーツ2008.4.1、11手詰)
中田実戦110手

「Limi7」にも収録されている作者なので、同一検索逃れのセコいことをするとは思えない。
危ないと思った筋があったのだろうか?よくわからない。
なお、解説では触れられていなかったが、6手目33玉の変同がある。


◆詰将棋サロン、大野友暉
202101将世50手

10月号に引続いての登場。

岡田敏「万華鏡」# 87(近代将棋1980.7修正図、23手詰)
3040okada0手

9手目から大野作に合流する。

将棋マガジン1981.7大道棋(15手詰)
0634daido0手

将棋110番というコーナーで紹介されているらしい。
岡田作の前半をカットしているのは明らかだが、実際に大道で出題されていたのだろうか。

将棋世界2002.4付録「中田章道短編傑作選47題+1題」# 35(13手詰)
中田傑作47350手

なお、大野作は玉方の飛車を七段目に置いているため27桂が打てず桂合の変化が難しくなっているが、
岡田作の当初図は58飛→57飛だった。これだと冒頭の変化が割り切れない。


◆詰将棋サロン、鴨雅彦
202101将世70手

月間優秀作
成程の収束だが、この収束は前例がある。

日本将棋連盟ウェブサイト「まいにち詰将棋」2018.12.16佐藤義則(11手詰)
20181216佐藤★0手

佐藤作は解くのに苦労した記憶が…

2021-01-23 (4)
2021-01-23 (5)

佐藤九段、実は隠れた詰将棋の達人とか。