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将棋世界2017年9月号、10月号、11月号

◆9月号詰将棋サロン、山川悟
 飛車打ちから始めたのは偉い。
201709将世70手

7手目以降は勝浦修「勝浦詰将棋選集」#69とほぼ同じ。
勝浦選集690手


◆10月号詰将棋サロン、井上賢一
201710将世30手

実戦型からの巣籠りは割と最近見た記憶が。
パラ2015.5ヤン詰遺作展、岩田俊二(17手詰)
201505岩田30手

まあ、巣籠りの収束は大概こんな感じだが。


◆10月号詰将棋サロン、白木吉孝
 飛打飛成を何としても入れたい気持ちは分かる。
201710将世50手

そこに、こだわらなければ近代将棋1992.3植田尚宏(13手詰)
2108ueda0手


◆11月号詰将棋サロン、手島愛雄
201711将世10手

これは調べるまでもなく、過去記事にある森美憲とほぼ同じ手順。
なお記事中の「このサイトにある作」は大山康晴「実戦に強くなる詰将棋100」#26らしい。

詰将棋パラダイス2017年7月号短大&デパ

気まぐれで短大とデパートを調べてみた。
◆短期大学、上谷直希(23手詰)
201707短30手

収束素材の発見との作者の言葉があったので、
どこまで一致する作があるか意地悪く調べてみた。
近代将棋2001.6藤沢英紀(21手詰)
0354fuji0手


◆短期大学、岡憲夫(23手詰)
201707短40手

これも13手目31飛以下は既成だが、さらに遡及できるか調べてみたところ、
9手目以下が同一の作が3作あった。
パラ1980.10岡田敏(29手詰、万華鏡#99)
198010創棋80手

本作はT-Baseにないのだがどうしてだろう?

パラ1996.1神品和男(17手詰)
0045kami0手

スマホ詰パラNo.5250パスファインダー(=山路大輔、17手詰、2014.2.20)
スマホ詰パラ52500手

神品作と同一手順


◆デパート、山路大輔(39手詰)
201707デ30手

解説にあるとおり3桂を捌き切った収束だが、実はある。
パラ2012.9中山芳樹(43手詰)
201209デパ50手

この作者が手掛けると途端に難解作になってしまうが、
我が家の柿木先生は1分半程で解いてくれた。

詰将棋パラダイス2017年9月号ヤンデ

◆ヤング・デ・詰将棋、宮本定夫
201709ヤ10手

見覚えのある形だったので調べたてみたところ、
将棋ジャ-ナル1991.3角建逸(13手詰)
1626sumi0手

飛角図式で12玉の変化が難しくなっている。

ただ、これ以前に次の作があった。
将棋世界1971.4有田五郎(=大村光良、13手詰)
3519arita0手

惜しくも初手31飛成で潰れている。

同一作検索の漏れ(その8)

2017/09/15(金) 20:05:05 T-Base THEME:将棋 (ジャンル : ゲーム EDIT
前々月の続きで、トーレン・ミニブック「詰将棋」(伊藤果監修、1984年12月発行)から2作。

#68
詰将棋680手

同一作検索ではサンケイスポーツ2010.5.8勝浦修


#103
詰将棋1030手

同一作検索ではレジャーニューズ1991.1.18田中寅彦
トーレン・ミニブックについては以上

8月のたま研で森敏宏さんが堀内和雄さんについて話していたので、
作品集の「ねむりねこ」(将棋ジャーナル1992.12特別付録)を調べてみた。
該当は1作。
◆堀内和雄「ねむりねこ」#32(初出 すぽっと第2号/1978秋)
ねむりねこ320手

同一作検索では田中寅彦「詰将棋実力テスト四・五・六級」(1986.6発行)#116
正確には田中寅彦監修なので真の作者かもしれないが。

なお、堀内弧生以外にも帆足海彦と若谷純のペンネームがあることが判明した。

訃報

詰パラ同人作家の物故者


山中龍雄さんは平成26年、蟹江義長さんは平成24年にお亡くなりになったそうだ。
山中さんは何年か前に健在という記事を見たので驚いた。
蟹江さんは大正生まれなので数年前まで健在だったことに驚いた。

山中作は過去記事に2作載っています。

蟹江さんは地味な同人作家だったが、今でもときどき見かける作は次図(パラ1967.1)
kanie0手

もうお一方、田島暁雄さん。


難解な構想派作家だが真っ先に浮かぶ作はリンク先のページにも載っている古今短編名作選に収録された15手詰(近将1970.9)
この月の全題正解者が激減した記憶がある。

合掌